2015年06月13日
バラのある暮らし、いろいろ
おそらく20年以上愛され続けている黄モッコウバラ
ここまで大きく育ったバラを見たことがありません。
見事です。
永い間、このお宅のご主人から沢山の愛情を受けて育ったのだと思います。
京都市上京区 A宅
真っ白な外壁の玄関に、所狭しと咲き誇る色とりどりのつるバラ
樹高、樹形、花茎、花色とその調子などを綿密に計算されて植樹されています。
おそらく植樹されて5年くらいたっていると思われますが、虫害や病気にかからず
みんな元気で本当に美しい!
寒い冬のある日、60歳前後の御夫婦が仲良く剪定作業をされているのを拝見
しました。
このバラ達も沢山の愛情をもらっています。
京都市上京区 B宅
花弁数の少ないつるバラも独特な趣きがあっていい
平咲きのつるバラの多くは花径が小さく花数が多い。
そして、樹が大きくなればなるほどその存在感を増す。
このお宅には地植えのバラはこのつるバラが一本しかありません。
でもその存在感は、他のどの鉢植えのバラより強い。
あまり洗練されていませんが、どこかけなげ。
アンジェラだと思います。

京都市上京区 C宅

代表的なランブラー、【ブルーランブラー】 です。いいですね、、、。

D氏ブログ掲載画像


もう一つのランブラー、【キューランブラー】。すごい景観を創ります。

E氏ブログ掲載画像



我が家の西側のフェンスに仕立てた【サマースノー】。
新しい枝にピンクの花が、、、。

京都市伏見区 自宅


東のフェンスには、【マダム・アルディ】。


東北・北側には、【ピエール・ド・ロンサール】。
最近はどこの園芸店でも見かけるようになりましたね。



北玄関には、鉢植えの【シャルル・ド・ミル】。

花色はマゼンタなのに、蕾はアイボリー。
不思議です。



もう一つ、姪っ子が女房にプレゼントしてくれた【ミルフィーユ】。
作出者が女性だけに、フェミニンでロマンティックです。


リビングには切花を、、、。
女房の仕業です。



自筆のバラの絵もあるぞーっ。


2003/10/3 ということは50歳、、、。
仕事でのストレスがピークにあった時、自分らしくありたいという思いが強かった証拠。
毎晩、Bのシャープペンシルでバラの絵を書きまくっていました。
懐かしい。
うーん、、、65歳になったら、水彩画を始めよう。
2014年05月26日
紫玉と言うオールドローズ








2014年05月22日
バラのある幸せな時間


















今回はこのへんで、、、。
2014年02月16日
バラに魅せられて

冬には寒さのなかの大仕事、「剪定」をします。
古い枝を切り捨て、新しい枝に更新する作業です。
しかし、今年のピエール・ド・ロンサールは、1月になっても花をつけて元気一杯!
休むことなく、色鮮やかに咲き続けてくれていました。





2月に入ると週末は決まって寒波。
伸ばし伸ばしになっていたつるバラの剪定は、2月15日になってしまいました。
降りしきる雨の中、寒さと棘と戦いながら、、、。

*剪定前のピエール・ド・ロンサール 脚立に乗って作業できないまで伸びています。

*剪定後。高く伸びすぎたので誘引がうまくいきませんでした。

*切り捨てた古い枝と充実していない枝先。すごい量を切り捨てたものです。

*切り捨てた花やつぼみはそっと花びんへ。お疲れ様、、、。

我が家の畑では冬野菜だけでなく果物もたくさん育てています。
街はゆっくりと無彩色になっていきますが、畑は色鮮やかな世界が広がっています。

*鈴なりの檸檬。ドレッシングや飲み物、トーストにも使っています。

*金柑です。

*品種名不明の夏蜜柑。女房が、今年初めてオレンジピールを作りました。

*柘榴です。上の2個が目、下の1個が口に見えませんか?

*ビニールハウスの中の葡萄。巨峰だと思いますが、採り忘れです。

正月明けの5日から農作業です。疲れます。
掘り起こした土から出てくる虫を食べにどこからともなく小鳥がやってきます。
寒さに震えながら、ひたすら単純作業を続ける自分にとっては嬉しい仲間です。

*名前不明。ぴょんぴょんと跳ね回って、寒いのにすこぶる元気。

*名前不明。鳥はどうやって体温調節しているのだろう?

*鴨のつがい? 農業用水路の淀みで日向ぼっこでしょうか?

2月15日、午後からバラの剪定をしましたが、午前中は女房と二人で冬野菜の収穫に行ってきました。
どれもみずみずしくて美味しい!

*ほうれん草、小松菜、水菜、大根、ネギ、赤かぶ。

*キャベツ、この他、ブロッコリーとレモン、金柑を収穫。
この日の夕食には、水菜・大根・ブロッコリーと豆腐のサラダをいただきました。
旬の新鮮野菜は本当に美味しい!
40代まで野菜嫌いだったのに、いつの間にか野菜を食す喜びを感じる60才になりました。
ありがたや、ありがたや、、、My Sweet Honey !

2013年06月21日
バラに魅せられて


2005年5月の我家
2000年3月に新居を構え、少しばかりのスペースに「沙羅」「花桃」「コブシ」「エゴ」「ドウダンツツジ」「ノムラ紅葉」などをところ狭しと植樹していました。
当初は、和の樹木のある庭と西洋の館がマッチした、そんな景観を目指していたのだと思います。
しかし、それらが成長するにつれ、それらのレイアウト、樹形・樹高、葉・花の大きさや色などがどうもしっくりこなくなり、もう一度自分が思う「家全体の景観」とそれを支える「樹木」を求めるようになりました。
そこで出会ったのが、「樹木としての薔薇」でした、。 つるバラです。

Net画像 いい感じ。 参考になります。

Net画像 「伸び伸びと活き活き」「寄り添って群生」している様が魅力です。
土のあるスペースが少ないので、外壁やフェンスに添わせることができるつるバラは我家にうってつけでもありました。
すでに植えつけてある樹木を切るわけにもいかないので、限られたスペースで気にいったつるバラを共生させることにしました。
●北玄関向かって左に、「沙羅」と「ピエール・ド・ロンサール」
●北玄関向かって右に、「花桃」と「ブル・ドゥ・ネージュ」
●南東(フェンス)に「マダム・アルディ」
●北西(フェンス)に「エゴ」と「サマー・スノー」
上記4本のつるバラを紹介しましょう。


今年5月の画像 10回目の開花!毎年美人です。

今年5月の画像 太陽の強い日差しの下でも、俄然色白美人です。

同じく今年5月の画像 uuuuuuuuum, Sexy!

ということで、【Pierre de Ronsard】=Anne Hathaway
薔薇の名前 | ピエール ド ロンサール |
原名 | Pierre de Ronsard |
系統 | CL つるバラ |
系統 | |
発表年 | 1987年 |
作出者 | フランス/Meilland |
花形 | ロゼット咲き |
花の大きさ | 10cm |
花色 | ピンク |
香り | 微香 |
咲く時期 | 一季咲き |
樹形 | つる |
樹高 | 3m |


5/2013画像 まだ2分咲き程度です。古めかしい緑と純白のコントラストが魅力。

5/2013画像 真っ白の花びらと真ん中のグリーンアイ。

5/2013画像 永遠の清純!

ということで、【Madam Hardy】=Audrey Hepburn


5/2005画像 花数は少な目ですが、それが逆に存在感を増しています。

5/2005画像 コロンと丸い雪玉。清純で可憐です。

というわけで、【Boule de Neige】=Maya Kobayashi


5/2013画像 西日をものともせず元気に咲き誇る。

5/2013画像 元気に遊ぶ少女のよう。

ということで、【Summer Snow 】=Shizuka Nakamura
薔薇の名前 | サマースノー |
原名 | Summer Snow |
系統 | CL つるバラ |
系統 | |
発表年 | 1936年 |
作出者 | アメリカ/Couteau |
花形 | 丸弁平咲き |
花の大きさ | 小輪 |
花色 | ホワイト |
香り | 微香 |
咲く時期 | 一季咲き |
樹形 | つる |
樹高 | 3~5m |


5/2013画像 濃色の赤い薔薇が欲しくて、ポット植えのキング・ローズを購入。

えーいもう、【King Rose】=Yoko Shono
薔薇の名前 | キング・ローズ |
原名 | King Rose |
系統 | CL つるバラ |
系統 | |
発表年 | |
作出者 | |
花形 | 八重咲き |
花の大きさ | 小輪 |
花色 | 赤紫 |
香り | 微香 |
咲く時期 | 一季咲き |
樹形 | つる |
樹高 | 2~3m |
今回はこのへんで、、、、、。
2013年05月10日
バラに魅せられて

たった20坪の敷地しかない我家。その限られたスペースにどんなバラを植えればいいのか、、、?
バラの歴史とその複雑な系統を学びながら、数百種のバラの写真を見ているうちにオールドローズの「素朴さ」や「個性の豊かさ」に魅力を感じるようになりました。
色鮮やかで高芯剣弁咲きのハイブリッド・ティーより、アンニュイな色でカップ咲きやロゼット咲き、
一重咲きなど、多種多様の表情をもつオールドローズにひかれていきました。

*北向きの玄関風景/撮影:2005年5月


一番最初に我家のパートナーになったバラです。
東側のフェンスに誘引しています。独特の花径だけでなく、香りも素晴らしい。

純白の花びらと中心に現れるグリーンアイに一目ぼれでした。

ダマスクの特徴のある萼。害虫から蕾を守っているのだろうか、、、?
薔薇の名前 | マダム・アルディ |
原名 | Madam Hardy |
系統 | O オールドローズ |
系統 | D ダマスク |
発表年 | 1832年 |
作出者 | フランス/Eugene Hardy |
花形 | クォーターロゼット咲き |
花の大きさ | 中輪/6-8cm |
花色 | ピュアホワイト |
香り | ダマスクの香り ★★★★☆ |
咲く時期 | 一季咲き |
樹形 | 半つる |
樹高 | 1.5~1.8m |


日本名にすると「雪の玉」。ブルボンの代表的なバラです。
形、色、香りの全てがお気に入り、大好きです。
玄関でお客様を迎え入れてくれています。

蕾も丸く、赤味がかっています。絶えず可愛い!!!
薔薇の名前 | ブル・ドゥ・ネージュ |
原名 | Boule de Neige |
系統 | O オールドローズ |
系統 | B ブルボン |
発表年 | 1867年 |
作出者 | フランス/F.Lacharme |
花形 | 八重咲き |
花の大きさ | 中輪/8cm |
花色 | ピュアホワイト つぼみには少し赤味がさす |
香り | 強香 ★★★★☆ |
咲く時期 | 四季咲き |
樹形 | 半つる |
樹高 | 1.0~1.2m |


これもブルボンの名花です。ブル・ドゥ・ネージュより前の1851年に作出されています。
ブル・ドゥ・ネージュの作出者もきっとこのルイーズ・オディエのファンだったと思います。
薔薇の名前 | ルイーズ・オディエ |
原名 | Louise Odier |
系統 | O オールドローズ |
系統 | B ブルボン |
発表年 | 1851年 |
作出者 | フランス/Margottin |
花形 | 八重咲き |
花の大きさ | 大輪 |
花色 | ピンク |
香り | 強香 ★★★★☆ |
咲く時期 | 四季咲き |
樹形 | 半直立性, シュラブ |
樹高 | 1.5~1.8m |


神秘的なこの色合いが何とも言えません。理屈抜きです。

アリスター・ステラ・グレイの蕾。うまく説明できませんが、惚れ惚れします。
北東の角でひっそり咲いています。
薔薇の名前 | アリスター・ステラ・グレイ |
原名 | Alister Stella Gray |
系統 | O オールドローズ |
系統 | Noj ノワゼット |
発表年 | 1894年 |
作出者 | イギリス/A. H. Gray |
花形 | 八重咲き |
花の大きさ | 中輪/5-8cm |
花色 | クリーム 咲き進むと白くなる |
香り | ムスクの香り ★★★☆☆ |
咲く時期 | 繰り返し咲き |
樹形 | つる |
樹高 | 2.5m |


独特な色のせいか高貴な印象のバラです。
少し赤味がかった紫から、青味がかった濃い紫に変化します。
見事です。誰にもまねができません。
薔薇の名前 | カーディナル・ドゥ・リシュリュー |
原名 | Cardinal de Richelieu |
系統 | O オールドローズ |
系統 | G ガリカ |
発表年 | 1847年以前 |
作出者 | フランス/Laffay |
花形 | カップ咲き |
花の大きさ | 中輪/7cm |
花色 | 濃い紫 |
香り | 中香 ★★☆☆☆ |
咲く時期 | 繰り返し咲き |
樹形 | 半つる |
樹高 | 1.0-1.5m |


丸く群生するアリッサム。自分の好みを分析すると、「丸くて群生している姿」、「色は白と青や濃い紫」が好きなようです。
次回は、つるバラについてお話します。
2013年04月06日
花桃が満開
記念樹の花桃が満開
2000年に植えた新築の記念樹の花桃が満開です。
当時、北側に1m2くらいの地植えスペースしかなかったので、強健で直立性の樹木を選択する必要がありました。
暗くなりがちな北玄関をより明るくできるようにと、白い八重の花をいっぱい付ける「照手」に決めました。
植樹時は1m程度で幹も細かったのですが、今は樹高が約3m、幹も直径10cmとすくすく育って立派な花をいっぱい付けています。
*我家では、春を告げる魚は「メバル」、花は「花桃」になっています。
4/4/2013 photo
4/1/2013 photo
【照手】詳細
品種:照手白/Prunus Persica /バラ科サクラ属
原産国:中国
特徴:八重咲き品種で花も大きく、花つきもよい。最大の特徴は直立性であるということ。
場所を取らず、狭い場所でも楽しめます。記念樹や、シンボルツリーとして最適です。
花言葉:気立てのよさ・あなたに夢中
最終樹高:耐寒性/落葉高木/3~8m
成長の速さ:やや早い(0.6m/年)
開花期:4月
もう一つの記念樹
2013年1月に、姪っ子の第一子が誕生。
その誕生を記念して桜の木を植えることにしました。近くの畑に植えるにあたって、他の作物に邪魔にならないよう直立性の桜を探して、「天の川」を購入。4月4日、畑の東側に植樹しました。
八重のピンクがかった「白い花は上向き」に咲き、花言葉は「独立」「精神美」という天の川。真っ直ぐにすくすく育って欲しい!!!
【天の川】詳細
品種:天の川/Prunus pendulla/バラ科サクラ属
特徴:最大の特徴は直立性であるということ。 横に枝が張らないので、場所を取らず、狭い場所でも楽しめます。
花は上向きに咲きます。4月中旬開花。淡紅色の八重咲き。記念樹や、シンボルツリーとして最適です。
花言葉:独立、精神美
最終樹高:耐寒性/落葉高木/5~10m←適当な高さになったら摘心が必要?
成長の速さ:早い(0.6m/年)
開花期:4月中旬
2013年04月03日
バラに魅せられて

1999年11月に念願のマイホームを購入。2001年の暮れに行きつけの園芸店で「ヘリテージ」というイングリッシュローズを発見。そのなんとも言えない美しさに心が動き、もっとバラのことが知りたい、もっと可憐で美しいバラが欲しいと思うようになりました。その後、バラ愛好家が推薦するバラを知り、バラの育て方を学び、多くのバラに出会い、そして恋をしてきました。これから僕を魅了したバラ達を紹介していきたいと思います。
北玄関の小さなマイホーム 5/22/2005 photo


僕の心にスイッチを入れた思い出のバラ。このバラの花びらの多様性とその神秘さに驚いた。しかし、貴婦人のような高貴さが自分には不釣り合いだった。正に初恋だったが、恋は実らなかった。
12/9/2001 松尾園芸にて購入。30cmの鉢植え。
●シュラブ/イングリッシュローズ
●1984年
●イギリス/デビッド・オースチン
●アプリコットがかった淡いピンク カップ咲き
●中輪
●四季咲き
●120×120cm→このシュラブの樹形の確認が重要
●豊かな甘い香り ★★★☆☆
●赤玉土5/腐葉土3/牛糞2 ピートモスでマルチング


フロリバンダの「アイスバーグ」。 夏はもちろん晩秋まで咲き誇る日本人に最も愛されるバラ。育てやすく、半日蔭でもたくさんの花を咲かせる強健種。最初のバラをお探しなら、このアイスバーグをお薦めしたい。
12/24/2001 カントリーライフにて購入。30cmの鉢植え。
●フロリバンダ
●1958年
●ドイツ/コルデス
●ピュアホワイト 平咲き
●中輪 7-8cm
●四季咲き
●100-200×120cm
●香り ★★☆☆☆
●赤玉土5/腐葉土4/牛糞1 ピートモスでマルチング


フロリバンダの「プリンセス オブ ウェールズ」。クラシックな雰囲気を持ちながらどこか気品がある。
1/2/2002 アヤハディオにて購入。30cmの鉢植え。
●フロリバンダ
●1997年
●イギリス/ハークネス
●ピュアホワイト
●中輪 11cm
●四季咲き
●90×60cm
●香り ☆☆☆☆☆→香りがないのが残念
●赤玉土5/腐葉土3/牛糞2 ピートモスでマルチング
→次回は、「オールドローズとの新たな出会い」についてお話します。