【喰わせサビキ】でタイ・青物釣り
8月4日(土)、鳴門で初めての【喰わせサビキ】でタイ・青物狙いで釣行しました。
鳴門では8月に入るとイワシの大群が回ってきて、狂ったようにタイ・青物がイワシの群れを追いかけてイワシに襲い掛かるとのこと。
【ほんまかいな?】感はありましたが、【タイ・ハマチ・ヒラメでクーラーが満タンになるでー】との船頭の話を聞いて居ても立っても居られず、、、。
タイの居場所をピンポイントで狙う【ジギング】【タイカブラ】【一つテンヤ】ではなく、この【喰わせサビキ】はまず足の速いイワシの居場所を見つけないことには話になりません。その意味では船頭の腕次第。
しかし、イワシさえ見つけることができればその生きのいい美味しいイワシに附いているタイや青物をいとも簡単に釣れるはず、、、。
でした。船頭の腕は確かでイワシは簡単に釣れるのですが、獲物は釣れません。獲物のタイや青物が狂っているはずなのに、自分が狂ってしまいました。
10時を過ぎてきたころ、ようやくアコウやガシラ、小ダイだ上がり始めて、【魚はいる。これは自分の腕がない】のだと気が付いた次第。
この日はイワシを中層で喰わせて待っても、ゆっくり落とし込んでも、底に落としても釣れません。
底近くにいたイワシに喰いついたのです。中層にいるイワシは捕えにくのか、底近くで掛けたイワシにだけ1匹のハマチ(60cm)とタイ(51cm)が反応してくれました。
簡単に釣れると思っていましたが、やはり【まめな底取りと獲物の泳層・居場所探しと誘い】の重要性を実感した釣行でした。
反省!!!
イワシのお話
シラス、ちりめんじゃこなんかで馴染みのある【カタクチイワシ】が有名ですが、この時期の鳴門に回ってくるイワシは【ウルメイワシ】です。
ウルメイワシは、タイの大好物のようです。
美味しそうなので、この日100匹以上釣り上げたウルメイワシを持って帰りました。
ボウズだった時のお土産、、、でもありました。
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参考:イワシの種類
鳴門、喰わせサビキでの 釣行詳細
雲っていましたが、さほど暑くもなく快適釣行でした。鳴門はいい、、、、。
ぶっといタックルで大物に備えましたが、、、、、。
●釣行日:8月4日(日)
●旧暦 :6月28日(先負)
●月齢 :26.8
●潮 :中潮 鳴門海峡 *南流最速 10:37 7.5ノット、 *北流へ転流 13:35、 *北流最速 17:09 8.8ノット
●波 :0.5m
●場所 :伊毘~丸山沖
●時間 :6:00-13:30
●天候 :曇り時々晴れ
●気温 :26-33℃ 吸汗速乾長袖シャツ+耐久撥水ロングパンツ+ハット+セッタ。赤紫蘇ジュース
喰わせサビキでの釣果
●マダイ :43cm/1匹 51cm/1匹 (43cmはカブラで)
●ハマチ :60cm/1匹
●ガシラ :23cm/1匹
●ウルメイワシ:7-10cm/多数
トピックス:苦戦しましたが、みんななんとかタイを釣り上げました。
この一匹でみんな目が覚めました。63cmあったそうです。
最後の最後で釣った渾身の一発でした。おめでとう。
潮変わり後、大橋南でカブラで釣りました。引きましたねーっ。
喰わせサビキ用マイタックル
ライトジギング用マイタックル
イワシが見つからないなどの最悪の場合、ジギングをやろうとセットしたものです。ラインはPE2号+8号のフロロ3mだったので、カブラで43cmを上げた時も余裕でした。でも水深が60mもあったので底取りが大変でしたが、、、。
●鳴門のタイカブラ
いつもは写真上の【SHOUT/ANSWER】を使っています。水深が30m前後であれば45g、それより深ければ60g。ウォブリングしてよりアピールできること、フックやスカートが簡単に交換できること、そして何といっても価格がリーズナブルなことが気にいってます。
この日は、写真下の【1BAN 梅田店で買った特価品/50g】を使用しました。全体のバランス、ヘッドの形状、全体の色合い等、いかにも釣れそうだったので1年ほど前に即購入。試しに使ってみましたが、43cmが釣れました。ラッキーでした。
喰わせサビキ仕掛け考
HAYABUSA、GAMAKATSU、HARIMITSU、MARUFUJIなどから多くの種類の仕掛けが販売されています。
それぞれ針、枝ハリス長と出し方、枝間などに工夫が見られそれらを読み取るのが面白いのですが、果たしてどの仕掛けが鳴門のイワシとタイ・青物が有効なのか、、、?
●今回の釣行で有効だと感じたこと
1、仕掛けは長い方が有利。
当たり前ですが、235cmより295cmがいいということで、、、。
2、回りで上がってくる獲物の大きさ(重量)を見てハリスの太さを選択する。
4-12号まで準備していきましたが、今回は5、6、8号を使用。8号で7cmのイワシも釣れたし、60cmのハマチも上がったので8号で良し。但しそれ以上のメジロやブリが上げられるかどうかは不明です。
3、枝ハリス長も長い方が有利。
最初8cmのものを使用、途中から14cmものに変えてタイ・ハマチを釣ったので、、、。
4、針は空針でも問題なし。
光量の少ない60mの水深ででもイワシは喰ってくれた。魚皮もフラッシャーも不要です。
5、針は平打ちのイサギ針/11号で問題なし。
各メーカーの商品を見ると、「キラキラ光らせたい」「できるだけ小さくかつ強くしたい」という意図がうかがえる。この工夫に釣り人はそそられ、そして迷う。自分もその一人でしたが、結果的にはシンプルなイサギ針/11号でOKでした。但し、51cmのタイに、平打ち部分をグニャッと曲げられてしまったこともあえて報告しておきます。タイの口は堅く首振りは想像以上に激しいのでしょうね。
ということで、来年用に【HAYABUSA 一撃喰わせサビキ/イサキ11号・幹糸10号・ハリス8号・枝14cm・枝間25cm・全長2.95m】を2セット買っておくことにします。
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次回は8/24/2013 小浜でマイカ釣りです。今回の【喰わせサビキ】での不発を引きずりながら、マイカ爆釣の妄想にふけります。